日本助産評価機構によるCLoCMiPレベルⅢの「アドバンス助産師」の認証の更新について、2021年からは「教員」区分の申請は行われないこととなりました。その対策として、全国助産師教育協議会(以降は全助協)は将来ビジョンの1つとして助産師教員の教育力の向上・保証を図るために、全助協が作成する「助産師教員キャリアラダー」に基づき、助産師教員の教育力を保証するためのキャリアラダー認証制度の設立を進めることが理事会で決定しました。そのため、2012年に調査された「助産師教員の必須能力の標準レベルの到達年数デルファイ調査」を基に、助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)、看護師および保健師教員ラダー等を参考に作成した調査票を用いて、現代の「助産師教員キャリアラダー」の各レベルに必要な能力を明らかにします。全助協の組織強化委員会は、会員校・個人会員の助産師教員への調査と調査結果の公表を行います。今回の実施にあたっては、全助協理事会の承認後に、日本赤十字九州国際看護大学研究倫理審査委員会の審査を経て、許可を受けています。協力をお願い申し上げます。
① 全助協の会員校・個人会員の教育経験が豊富な教授、教務主任など管理職の助産師教員を対象に、助産師教員に必要と考えられる能力(教育能力・臨床能力・研究能力・管理能力)が標準のレベルに到達する年数について明らかにします。
② 全助協の会員校・個人会員の教育経験を積んでおられる助教、講師、准教授、専任教員の助産師教員を対象に、助産師教員に必要と考えられる能力(教育能力・臨床能力・研究能力・管理能力)を助産師教員自身がどのように認識しているかを明らかにします。
③ 上記①②の全助協の会員校・個人会員の全助産師教員を対象に、認証するレベル、認証機関、更新制度についての考えを明らかにします。
【調査方法】
無記名で入力するQuestantのサイトを利用したWebによる質問調査 (調査内容は資料参照)
①以下の各職位の研究同意サイトに入っていただき、研究に対する同意の有無を答えてください。
②同意いただいた場合、無記名で、お1人1回、約20分程度で回答できる質問に回答してください。
③最後に送信を押して提出してください。
【教授、教務主任など管理職を対象とした調査】
https://questant.jp/q/TWKKFSFN |
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【助教、講師、准教授、専任教員を対象とした調査】
https://questant.jp/q/1VDRW0G2 |
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【調査期間】
2022年8月16日から2022年9月30日まで
・研究依頼書は こちら からご覧いただけます。
・教授、教務主任など管理職を対象とした調査は こちら からご覧いただけます。
・助教、講師、准教授、専任教員を対象とした調査は こちら からご覧いただけます。
・全対象者への調査内容は こちら からご覧いただけます。
【連絡先】
*研究に関して、ご質問や相談等ある場合は、下記の研究責任者までご連絡ください。
全国助産師教育協議会 組織強化委員会理事 永松美雪
日本赤十字九州国際看護大学大学院看護学研究科修士課程 助産 教授
福岡県宗像市アスティ1丁目1番地
0940-35-7072(直通) m-nagamatsu@jrckicn.ac.jp