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助産師になりたい方へ

助産師になるにはどうしたらよいですか?

助産師国家試験受験資格を得るためには、看護師国家試験受験資格取得後、保健師助産師看護師法によって、1年以上必要な学科を修めることが必要と定められています。助産師になるには様々な教育課程があり、2年間で学ぶ大学院、1年間で学ぶ専攻科、大学別科、専修学校などがあります。大学4年間の中で助産コースを選択して(選抜制5〜10名程度)助産師の資格を取得することもできます。

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どんな実習をするのですか?

助産師学生は、病院や助産所で妊娠期から分娩期、産褥期、そして新生児期の実習を行います。妊娠期では、妊婦健診や保健指導を行います。分娩介助実習では、分娩期にある産婦やその家族のケアを行い、分娩後の母子の実習も行います。学校によって、実習内容や期間が異なりますが、病院や助産所以外に、家庭訪問や小中学校での思春期教育、また不妊や更年期にある方へのケアなど、女性のライフサイクル全般に関わる実習を行っている学校もあります。

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助産師はどんなところで働いていますか?

病院や診療所、また助産所で働く助産師が多いです。助産師には開業権があるので、助産所を開業している助産師もいます。また、家庭訪問(新生児訪問など)をしたり、保健センターなど様々なところで働いています。

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第95回助産師国家試験(2012.2実施)

教育機関別合格状況

 受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
全体2,1312,02695.0
新卒者2,0641,98296.0
区分学校数新卒既卒
受験者数合格者数合格率受験者数合格者数合格率
大学院11868093.0%4250.0%
大学専攻科1415815296.2%3266.7%
大学9066163496.0%231565.2%
大学別科5939298.9%22100.0%
短期大学専攻科8119119100.0%191263.2%
養成所4894790595.6%171164.7%
1762,0641,98296.0%684464.7%

過去の問題は、国家試験情報ページをご覧下さい。

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卒業生からのメッセージ

平成28年度

平成27年度

平成26年度

平成25年度

平成24年度

平成23年度

助産師からのメッセージ

平成28年度

平成27年度

平成26年度

平成25年度

平成23年度

山川直子さん(市立四日市病院)

山川さん私は総合周産期母子センターに勤務しハイリスクな妊娠や出産へのケア介入や、助産外来で妊婦健診や保健指導を行っています。
母児の二つの命を同時に支えるケアは、日々緊張感が高く、責任の重い職業ですが、陣痛を乗り越え無事に出産された母親の姿や、懸命に生まれてきてくれた赤ちゃんと触れ合う母親やご家族を見ていると、ともに幸せな気持ちになり、出産のお手伝いをさせていただけることにやりがいを感じます。
生命の誕生という喜びの多い職業ではありますが、時には胎児が亡くなってしまうこともあります。母親やご家族は言葉では表現できないほどの深い悲しみを受けられます。その中でも母親やご家族の気持ちにできるだけ寄り添い、赤ちゃんとの思い出作りをするなどのケアをさせていただいています。そのことにより、赤ちゃんと一緒に過ごせた時間を持てたことに対して感謝の言葉をいただくこともあります。
助産師は女性の一生の中の大きなイベントに関わる、たいへんやりがいのある仕事です。助産師を目指す皆さん、一緒に働けることを楽しみにしています。ともに頑張りましょう。

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佐々 欣子さん(富山県立中央病院)

私が助産師を目指したのは、母が腎疾患を患いながらも多くの人の支えによって出産することができたという、自身の出生の話を母に聴かせてもらったからです。母は、いくつかの病院で妊娠継続を断念するよう説得されながらも、受け入れてくれる病院を探し、私を出産してくれました。リスク覚悟で妊娠経過を見守ってくれた病院に、そしてたくさんの励ましとサポートをしてくれた助産師に心から感謝しています。
 母のようなハイリスク妊産婦の支援がしたいとの思いで、総合周産期母子医療センターのある現施設に入職し、16年が経ちました。母子2つのいのちを預かることへの責任の重さから、不安に押しつぶされそうになったこともあります。「おめでとうございます」の喜びの裏で、悲しいエピソードもたくさん経験しました。それでも、母と子、そして新しい家族のスタートを支援できる助産師の仕事にやりがいと誇りを感じています。
 助産師は、女性の一生を支援できる仕事です。あなたの「どうして助産師になりたいと思ったのか」その気持ちを大切に、母子そして家族の幸せのために、一緒にがんばりましょう。助産師として新たな一歩を踏み出されることを心から願っています。

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栗本 綾野さん(松医科大学附属病院 周産母子センター)

栗本さん私が助産師を目指したのは、"命の誕生の場で働くことができたら素敵だろうな"と思ったことがきっかけでした。実際に助産師になるために勉強ではお母さんと赤ちゃん両方の命を預かる責任の重さを学びました。そして実習ではそのプレッシャーに押しつぶされそうになりました。それでも赤ちゃんが生まれた時の産声を聞き、お母さんや家族の笑顔を見ていると、この瞬間に立ち会うことができて良かったと思いました。助産師として働き始めてから数々の命の誕生に立ち会ってきましたが、この喜びは今も変わらず感じています。
私は現在、大学病院の周産母子センターで働いています。ハイリスクの方を対象とする機会も多く、自分で考え迅速な対応が必要となることもあります。難しそうな現場だなと感じるかもしれませんが、同僚と相談し、お互いを励まし合い、それが刺激となり自分自身が成長できるこの職場が好きです。
助産師の仕事に興味があるようでしたら、「無理だろうな」と思わず少しの勇気をもってその現場をのぞいてみてください。そしていつか皆さんが助産師として活躍されることを願っています。

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菅沼絢美さん(かば記念病院)

看護学生時代に「生命の誕生」の持つ圧倒的なパワーと輝きに魅了された私は、助産師への道を志しました。他科を経験してから助産師を目指すことを勧められ、約10年間看護師として色々な経験をしましたが、頭の片隅には助産師への憧れが捨てきれずにいました。
 その思いを叶えるべく助産学科に入学し、卒業するまでの一年間は本当にハードで、あっという間に過ぎた一年でした。中でも現在の職場であるかば記念病院で実習した約二か月間は特に濃密でした。その中で印象的だったのは、妊娠から出産をサポートして終了するのではなく、そこから始まる育児まで継続的に関わっていくということでした。
 そのことの素晴らしさは、自分が妊娠・出産を経験し、子育てをしている今、より強く感じています。全てが初めての経験のため、嬉しさや楽しさの反面、溢れかえる情報に戸惑い、不安になることも多くあります。そんな時、専門的な知識と多くの経験からアドバイスしてもらえる環境があるのはとても心強いことだと思います。
 同じ女性として、母として、その方のもつ「産む力」を信じ、最大限のサポートをする技を磨き、その後の育児も支えられる助産師を目指していきたいと思います。

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米川美那さん(愛知県立大学大学院看護学研究科)

私は、産婦人科で4年間の経験を積み、今年から母校の教員として勤務する5年目の助産師です。
私が助産師を目指したきっかけは、大学の実習でお産に立ち会い、「女性のもつパワーってすごい!」と深く感動し、女性を応援する仕事がしたい思ったことです。そして、助産師免許を取得できる大学院に進学しました。
大学院では、15例の分娩介助に加えて論文作成もあり、根拠に基づいたケアについてじっくりと考える機会になりました。また、実習・講義等で先輩助産師の生き方にも触れ、女性としてどの様に生きるかを考える機会も得ました。2年間で培った実践力と精神的な強さは、助産師として働く上でとても役立ったように思います。そして、教員という選択肢の幅が拡がったことも、大学院を卒業したからと感じています。
 今年から縁があって教える立場になり、改めて助産師の仕事の奥深さを学んでいます。助産師は、様々な形で女性を輝かせることのできる素敵な職業です。皆さん、助産師として一緒に頑張りましょう。

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専門学校:愛知県医師会立名古屋助産師学院 後藤美紗登さん
(27年度卒業・医療法人東恵会 星ヶ丘マタニティ病院)

私は、16年前の長男出産時、最後まで寄り添い温かく励ましてくださった助産師さんのおかげで、不安や陣痛を乗り越え、達成感と幸福感に包まれながら無事にわが子を胸に抱くことができました。
その時に"助産師"って素敵だなと感じ、その思いがいつの間にか "助産師になりたい"という目標に変わり、助産師を目指し、看護師免許を取得しました。
看護学校卒業後は家庭の事情もあり、進学を諦めましたが、助産師として多くの女性の力になりたいという思いを持ち続け、昨年15年越しの目標に向かって一歩を踏み出しました。在学中は勉強や実習で辛いこともありましたが、全てが自分の目標につながっていると信じ頑張ることができました。
助産師になった今、日々の勉強の大切さを痛感しながら、身につけた知識や技術によって、お母さんの笑顔を引き出すことにやりがい感じ、充実した日々を過ごしています。
夢を叶えるのに、"遅すぎる"ことはありません。共に切磋琢磨できる日を楽しみにしています。

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大学院:静岡県立大学大学院 竹本理恵さん
(27年度卒業・藤枝市立総合病院)

私は、命の誕生というかけがえのない瞬間に立ち会える助産師という仕事に憧れ、大学卒業後、大学院に進学しました。大学院での2年間は、勉強に実習に研究に、大きな試練の連続で、毎日遅くまで大学に通っていたことを鮮明に覚えています。毎日、切磋琢磨して2年間を過ごした大学院の仲間は、友達というより、それ以上の存在であり、同志という言葉がぴったりではないかと感じています。
現在は、助産師として地域周産期母子医療センターで働いています。妊産褥婦さんとの関わりを通して、新たな命の誕生に関わることのできる幸福感と同時に、母子の命を預かることの責任の重さを強く感じています。出産は母子にとって命がけです。そして、ひとつひとつの出産にドラマがあります。「次もまたここで産みたい」そう思えるような出産のお手伝いができたらいいなという思いで働いています。
助産師を目指すみなさん、「助産師になりたい」という強い思いがあれば、どんな壁も乗り越えられると思います。いつか一緒に働ける日を楽しみにしています。

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専攻科:岐阜医療科学大学助産学専攻科 輪倉ゆづきさん
(27年度卒業・社会福祉法人聖霊会 聖霊病院産科病棟)

輪倉さん私は、小学生の時、妹と弟の誕生に立ち会った経験があります。お産の痛みに苦しむ母を励ます助産師さんの姿が非常に印象的でした。その時から、助産師への憧れを強く抱くようになり、助産師学校への進学を決意しました。 
 助産師学校での実習は、想像以上に辛く、助産師になることを諦めようと思った時もありましたが、助産師になりたいという強い思いと、両親や恩師の励ましのお陰で最後まで諦めずに実習を乗り切る事ができました。  私は、この春入職し、新人助産師として働いています。正直、失敗することも沢山あり、落ち込むことも多いです。それでも、いつか一人前の助産師になりたいと思い、前向きに働いています。そんな今の自分があるのは、諦めずに一生懸命努力すれば、必ず夢は叶うという事を、助産師学生時代に学んだからです。今、助産師に興味がある皆さんも、助産師になりたいという思いをぜひ大切にして欲しいです。その思いは、必ず自分の助けとなるはずです。

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大学:名古屋大学医学部保健学科 細川美貴さん
(27年度卒業・社会医療法人 宏潤会 大同病院)

細川さんわたしは小さな頃から助産師という命の現場で働ける職業に憧れて、4年制の助産学コースがある大学に進学し、現在新人助産師として働いています。実際に働いていて、自分が如何に助産師として不甲斐ないかという事を感じることもたくさんありますが、妊産褥婦さんからの温かいお言葉でまた頑張ろうと思うことができますし、先輩の姿を見ながら、自分もあんな風になりたいと思い、日々頑張っています。また、現在働いている病棟は小児科・産婦人科混合病棟で、実際にリスクを持って生まれた新生児たちがその後どのように地域で生活しているのか、どういった支援が必要とされているのかを学ぶことができ、助産師として妊娠期から育児まで繋がった視点をもつことができるのではないかとも思います。
助産師になるのも現場で実際に働くのも大変なことはたくさんあります。しかし、それを超えるやりがい、感動があります。助産師に興味がある方、「自分には無理かも」と消極的にならず「やってみよう」と挑戦する勇気を持って一歩を踏み出してみてください。そこから開ける道はきっと無限大だとわたしは思います。是非一緒に頑張りましょう!

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大学:甲南女子大学 中村実樹さん
(26年度卒業・小坂産病院)

私は新人助産師です。高校生の時助産師になりたいと思い、助産師教育課程のある4年制大学に進学しました。現在、働いている病院はお産件数が多く、入職して6か月で約100件のお産に携わらせて頂きました。お産後の産婦さんやご家族の笑顔をみると幸せな気持ちになり、「ありがとう」という言葉にやりがいを感じます。後ろ向きになっている産婦さんに対して言葉が出ず先輩に助けてもらう事や、適切な判断が出来ず悩むこともたくさんありますが、命の誕生に立ち会える毎日は本当に素敵で患者様やご家族、赤ちゃんに大きなパワーをもらっています。また先輩の産婦さんとの関わり方やお産から学べることは多く、自分から学ぶ姿勢を大切にして成長していきたいと思っています。大学での助産師コースの1年間は、辛くて逃げ出したくなった事もありましたが、今は助産師という夢が叶い頑張ってよかったと思えます。助産師を目指す皆さん、勉強や実習に不安がたくさんあると思いますが「助産師になりたい」という強い気持ちがあれば乗り越えられると思います。諦めずに頑張ってください!

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大学院:関西看護医療大学大学院 池尻 都さん
(26年度卒業・公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院)

私は大学を卒業し、3年間看護師として働いた後、助産師になるため関西看護医療大学 大学院に入学しました。そして現在、新人助産師として北野病院の産科病棟で勤務しています。
大学院では15例の出産介助をさせていただきましたが、その実習の中で褥婦さんから「あなたがいてくれて本当によかった」という言葉をかけていただきました。ベテランの助産師に比べ、自分の技術や知識はまだまだですが、私は学生や新人の自分だからこそできることがあると思っています。今、自分にできることを最大限に、誠心誠意を持って患者さんや妊産褥婦さんに提供するということは助産師としてどれだけの経験をしても必要なことだと思います。
また、女性やその家族にとって、出産とは人生の中でとても大きな場面の1つです。そのような素晴らしい場面に立ち会い、女性や家族がさらに満足のできる出産となれればと思い仕事をしています。これから助産師を目指そうとしているみなさんもぜひ一緒に素晴らしい瞬間のお手伝いをしましょう。

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専攻科:和歌山県立医科大学助産学専攻科 林 悠里さん
(26年度修了生・千葉市立海浜病院)

林さんわたしは地域周産期母子医療センターで働いている卒後1年目の助産師です。
病棟は妊婦チームと褥婦新生児チームとに分かれており、今は褥婦新生児チームでお母さんと赤ちゃんのケアをさせてもらっています。出産はゴールではなくスタート地点であると言われますが、最近その言葉の意味をより深く理解できるようになったと思います。お母さんと赤ちゃんが退院してからも家で安心して生活してもらうにはどのように支援すればよいか、赤ちゃん誕生と同時にお母さんと一緒に考えていきます。いろいろな支援を提供するためには自分の知識やアセスメント力、経験の積み重ねなどがとても大切で、日々勉強中ですが、お母さんや家族の笑顔が見られるこの『助産師』という職業に就けたことを幸せに思います。
助産師は、"命の誕生から女性が生涯健康に過ごす"ところまで幅広く関わることのできる素晴らしい職業です。ぜひみなさんも助産師を目指してみませんか。一緒に働ける日を待っています。

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専門学校:ベルランド看護助産専門学校 和田亜由美さん
(26年度卒業・社会医療法人 府中病院)

和田さん私は看護学生の時の母性実習で生命の誕生に携われる仕事って素晴らしいと思い、助産師を目指すことにしました。助産師になるための勉強は大変なことも多く、くじけそうになったこともあります。しかし、実習で関わらせて頂いたすべてのお産が素晴らしく、幸せな時間を過ごすことができ頑張ることができました。いざ助産師になり、まだまだ未熟者ですが、母と子の二つの生命を預かる責任のある仕事にとてもやりがいを感じ日々頑張っています。私は妊娠・出産は女性の一大イベントであり、その家族にとって新たなスタートとなる場であると考えています。より良いスタートができるよう、一生懸命関わらせて頂きたいと思っています。まだ助産師としてスタートしたばかりですが、私はこの職業につけて本当に良かったと思います。一つ一つのお産に家族の物語があり、感動があります。その家族のサポートができる助産師という仕事を一緒に頑張りませんか。

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大学院:国際医療福祉大学大学院 美野真智子さん
(19年度卒業・獨協医科大学病院勤務)

美野さん私は総合周産期センターに勤務しています。リスクの高いお産や医療介入も多いため、いかにも病院、といった管理された冷たいイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし実際は母子の命の危険を伴う分、濃厚な関わりが必要な、どちらかといえば少しお節介なくらいのスタッフが多いあたたかい現場です。お産だけの関わりでなく、妊娠中から育児期まで助産外来で継続した母子のケアをしています。また助産ルームでの産む人を主体としたお産など、ハイリスク分娩とは真逆なお産に関わることもでき、日々学びの多いやりがいのある職場です。

女性の一生に関わる仕事がしたいと思い、私は看護師を経て助産師免許を取得しました。現在は町の母親学級や、性教育などの院外活動にも参加させていただいています。性教育を通し女性の健康な身体づくりなど、未来の女性の健康を守っていきたいと考えています。まだまだ勉強中ですが、少しずつ自分の夢に向かって進むことができています。助産師になりたいと思っている皆さん、助産師ってとても幅が広く、たくさんの可能性がある仕事です。ぜひ一緒にがんばりましょう。

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大学院:国際医療福祉大学大学院 相野谷しずかさん
(23年度卒業・帯経会 さくら産院勤務)

私は、身近な人の妊娠や母性看護学実習を通し、助産師の業務の幅の広さと深さを知って助産師を目指すようになり、学内推薦の制度を活用して大学院へ進学しました。

大学院の特徴として、助産師有資格者の院生との日常的な交流があります。グループワークなどでは先輩たちの臨床現場での経験を踏まえた話を聞くことができ、学びを深めることができました。また、課題研究のプロセスは考察する力をさらに鍛える機会となりました。2年間のカリキュラムでは実習も充実しており、大学病院、診療所、助産所と環境も対象も異なる出産施設を長期間かけて回りました。実習では、医療介入が必要な場合の判断や、産婦や家族に寄り添い、黒子になって産婦主体のお産をサポートすることの大切さを学び、現在の私の助産師としての基礎となっています。

フリースタイル分娩を実践する出産施設で働くことになり、先輩助産師に支えられながら少しずつですが夢の実現を実感し、充実した毎日を送っています。幸せなことだけでなく辛いこともすべてを含めて女性の一生に寄り添いサポートできる助産師は素晴らしい職業だと思います。いつか皆さんと一緒に働き、共に切磋琢磨できる日を楽しみにしています。

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専攻科:獨協医科大学助産学専攻科 金子奈津希さん
(23年度卒業・獨協医科大学病院勤務)

金子さん私は今助産師として、産婦さんにとって一生に一度しかないお産に関わるという大きな責任とともに大きな喜びを感じながら働いています。助産学専攻科での1年間はとてもハードで逃げ出したいと思うこともありましたが、どんなお産の後でも必ず「ありがとうございました」と笑顔で声をかけてくださる産婦さんがいたおかげで、もっと知識や技術を身につけていいお産ができるようになりたいと頑張る事ができました。また、ひとりの方に継続的に関わることで、母になることの強さや女性としての素晴らしさ、親子の絆などを知ることができ、とても充実した1年間でした。私は実習病院だった病院で働いていますが、学生の時に関わった方が第二子を妊娠し、「金子さん」とお母様の方から声をかけてくださることがあり、助産師としてのやりがいを感じながら働くことができています。まだまた未熟であり失敗することもありますが、人の心に残る助産師を目指して努力していきたいと思っています。助産師を目指している方、ともに立派な助産師になれるよう頑張りましょう。

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大学:山梨県立大学看護学部 飯嶋玲奈さん
(24年度卒業・山梨県立中央病院勤務)

陣痛に耐えながら、出産が無事できるのか、自分がどうなってしまうのか想像を絶する不安が私に襲い掛かったとき、やさしく私をリードし、穏やかな表情を向けてくださったあのときの助産師の顔が数年経った今も脳裏に焼き付いたまま離れることはありません。この出産経験を機に私は助産師の道へ飛び込みました。

私は現在、総合周産期母子医療センターの産科病棟に勤務しており、母子が歩みを始めるたいへん貴重な時間を共に過ごしています。妊婦も産婦も褥婦も、それぞれの母子の歩みがよりよいものとなるよう、既存の知識に傾倒せず、産科に関連するセミナーや学習会に積極的に参加し、母子に提供できる知識や技術をできるだけ多く身につけたいと思っています。それは、あらゆる視点から母子に密接に関わり、寄り添った分、母子の幸せに繋がると信じていますし、そのことを今少しずつ実感しているからです。

座学も実習も、国家試験もどれも相当の労力を要することはまちがいありません。しかし、その先に、神秘的な生命の誕生に携わることができるすばらしい助産師の仕事が待っています。私が助産師に救われたように、母子の健康のために一緒にがんばってみませんか。

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大学:信州大学医学部 村田知依美さん
(22年度卒業・信州大学医学部附属病院勤務)

私が助産師を目指したきっかけは、高校生の時にいとこが生まれたことでした。それまで、助産師という職業は自分には縁遠いと感じていました。しかし、いとこが生まれたことで、赤ちゃんのパワーを身近に感じ、新しい命の誕生に少しでも関わりたいと思うようになりました。

大学で助産を専攻し、講義や実習を通してより深く助産について学ぶことが出来ました。実習ではくじけそうになることもありましたが、同じ助産師を目指す友人や妊産婦さんや赤ちゃんに支えられ、やり遂げることが出来ました。また1人の産婦さんにじっくり関われる貴重な時間だったと思います。

現在は大学病院に勤めていますが、大学時代とは違い、様々な合併症のある妊産婦さんと関わる機会も多くあります。その中で、助産師は産婦さん1人の命だけでなく、産婦さんと赤ちゃんの2人の命を守るという責任のある職業だと強く感じます。しかし、どのようなお産であっても、新しい命が誕生する瞬間は、みんなが笑顔になり、とても温かい気持ちになります。そして私自身も涙が出そうになるくらいの感動があります。そのようなすばらしい瞬間のお手伝いが出来る助産師はとても幸せで、やりがいのある職業だと思います。

助産師を目指している皆さんと一緒に新しい命の誕生の瞬間を迎えられることを楽しみにしています。

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専門学校:亀田医療技術専門学校 三宮まやかさん
(23年度卒業・聖マリアンナ医科大学病院勤務)

三宮さん私は助産師として、日々、皆さんが想像するいわゆる普通の自然分娩や両親学級、産後の育児支援から、テレビドラマやニュースで見るような合併症妊娠・産科救急などのハイリスク妊娠・分娩にかかわっています。妊娠・出産・育児は女性とその家族にとって、とても幸せな人生の一大イベントだと思います。しかし、出産は時に、命の危険を伴います。ママと赤ちゃんの命を守りながら、いかに満足のいく幸せな出産になるか、楽しい育児ができるかをお手伝いしていくことに助産師としての誇りとやりがいを感じています。もちろん「助産師さんのおかげです」とお礼を言われることは嬉しいことですが、何より嬉しいのは、ママとその家族が自分の力で出産・育児を成し遂げたと自信を持つこと。助産師は影の存在である事が必要だと思っています。人の人生に関わり、時に素敵な影響をこっそりと与える、そんな素晴らしい職業です。

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専門学校:東京医療センター附属東が丘看護助産学校(平成24年閉校)深澤里枝さん
(21年度卒業・聖マリアンナ医科大学病院勤務)

深澤さん私の助産師になったきっかけは、看護学校での母性看護学の授業でした。妊娠するにあたって様々に変化していく女性の体が本当に楽しくて勉強したのを鮮明に覚えています。 看護学校に自分の希望で入っていない私にとって、初めて心から興味も持てる授業でした。

看護師2年間でお金を貯め・勉強し助産師学校に入学し助産師となりました。助産師学校は思った以上に大変でした。毎日みんなで勉強や練習をしたり、寝ずに実習準備をしたり。そのおかげで一生ものの友人ができました。助産師の仕事は責任もあり、悲しいことに立ち会うこともあります。ですが人生の一大イベントである妊娠や出産や出産に立ち会える事はとても素晴らしく色んなパワーをもらっています。これから助産師になりたいと考えている皆さん、助産師の仕事は思った以上に幅広く、やりがいや楽しみが待っています。本当に素敵な職業なのでおすすめです!!

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古屋早苗さん(23年度卒業・市立甲府病院勤務)

初めまして、市立甲府病院で助産師をしている古屋と申します。今年で2年目になります。

助産師を目指して気づいたら既に助産師歴2年目を無事に迎えていました。これから助産師を目指す皆さん、もしくは助産師になるべく学業を頑張っている皆さん、助産師って素晴らしい職業です。本当に一言じゃ言えない、素敵な職業です。命の誕生の瞬間に立ち会い、赤ちゃんの産声を聞けたときには、何とも言えない安堵と喜びを感じます。その分、母と子の二人の命の重みを直に感じる、とても責任ある仕事でもありますが…。

時にその責任のプレッシャーに押し潰されそうになることもあります。それでも新たな命の誕生を、お母さん、ご家族の方と一緒に迎えられる大きな喜びがあるからこそ、助産師として頑張れます。皆さんと場所は違っても同じ現場で活躍できることを楽しみにしています。私が助産師になれたように、皆さんも頑張ってください。

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千葉さや華さん(23年度卒業・市立甲府病院勤務)

初めまして、私は山梨県市立甲府病院で助産師として働いている千葉と申します。私は現在2年目の助産師ですが、以前は看護師として勤務していました。その中で様々な出会いやきっかけがあり助産師への憧れを感じ、助産師を目指し資格取得の為編入をしました。編入の際周囲からは反対もされ、学生時代には本当に助産師になれるのかと何度も不安になる事もありました。それでも諦めずに進んできたことで、今は日々充実した気持ちで働くことが出来ています。

今でも迷う事や自分の不甲斐なさを痛感することも多々ありますが、命の誕生の場面に立ち会う喜びは本当に素晴らしく、これからも頑張ろうという前向きな気持ちにしてくれます。

日々働く中で妊産褥婦さん、赤ちゃんやその家族の方々から本当に多くの事を学ばせて頂いています。

助産を専攻する学生の方、一度社会に出てから助産師を目指す方へ、実習や勉強では不安になる事も辛いこともありますが、それ以上に得るものがあると思います。どうか諦めずに進んで行ってほしいと思います。

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大学:旭川医科大学医学部 山田晴佳さん
(17年度卒業・北海道社会保険病院勤務)

山田さん

私は助産師になって6年が経ちました。
この6年間で多くの妊産婦さんに関わり、様々な場面に立ち会わせて頂きました。助産師は、生命の誕生の感動と喜びを産婦さんと分かち合うことが出来る本当に尊い職業です。しかし、それと同時に、母児の命を預かる責任のある職業でもあります。自分の判断ひとつで妊産婦さんの経過が左右するので自律する力が求められます。そのため、妊産婦さんの妊娠・出産がより良いものになるよう、毎日が勉強です。命の重みに押し潰されそうになる時もありますが、一生懸命関わった産婦さんと一緒に味わう達成感は言葉には表現できないほどです。

最近、感じるのは、“助産師は経験すればするほど深みが増す仕事”ということです。目標に到達しても、また新たな課題に突き当たるのです。その結果、私は今、働きながら大学院に進学し、臨床での疑問を解決するために勉強しています。

「助産師になりたい」という強い気持ちがあれば、どんなことでも乗り越えることができるはずです。頑張って下さいね!

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ゆずりは助産院 助産師:片山由美さん

片山さん赤ちゃんが大好きで、助産師になりたいと願い、19年が経ちました。今、心から助産師であることを喜びに幸せに感じています。
お一人でも多くのお母さんに幸せで温かいお産、子育てをしてもらいたいという想いから知識も技術もまだ未熟な中、34歳という若さで7年前に助産院を開院しました。いのちの原点に携わり、お母さんや赤ちゃんの未来、そして未来の社会にまで影響するであろう責任重大な部分で関わる仕事ですが、その分、信頼関係の強さや喜びは何物にも代え難い幸せなものだと感じています。
助産師という仕事は、24時間365日生活の中に仕事があり、仕事の中に生活があります。つまり、毎日の生活や生き方の積み重ねが、そのまま仕事に活かされる職業でもあるので、知るだけでなく、「 知行力 」知ったことを行動していく力、またそれを継続していく力が大切だと日々感じています。
魅力は、書ききれない位たくさんありますが、無限の可能性を秘めた人、赤ちゃんやお母さんたちと最も身近に深く関わらせていただき、その神秘をたくさん目の当たりにでき、「信じる」力が人生に加わることで、自分自身も幸せになれることです。

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いなお助産院 助産師:稲生佐枝子さん

稲生さん私が助産師になろうと思ったきっかけは、看護師として手術室で働いていた時でした。真夜中の緊急帝王切開に呼ばれて、手術に立ち会いました。いくつもある手術室の中でその部屋だけに明かりがともり、危機的な状況の中、赤ちゃんの産声が手術室の廊下まで響きました。その元気な産声が当時社会人3年目の私に助産師になりたいという気持ちを芽生えさせてくれました。
助産師学校の1年間は朝から晩まで授業に実習、グループワークに記録と大変でしたが、その日々を乗り越え、今の自分があると思います。念願の助産師になり、18年の病院勤務を経験し産科閉鎖のために退職という困難もありましたが、そのおかげで開業することになり、今年で10年目を迎えます。
現在は、母子一人一人にじっくりと寄り添い、自宅出産や助産院での出産に臨んでいます。また、地域では小中学校への性教育で命の大切さを伝えたり、新生児訪問など助産師の仕事の幅が広がり、やりがいを感じています。女性のライフステージの中で、自身の子育て中も働き方を変えながらも続けていけるのが助産師だと思います。夢はきっと叶えられます。頑張ってくださいね。

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大阪府立母子保健総合医療センター 助産師:宮川祐三子さん

宮川さん私は助産師という仕事が好きです。
初めは看護師になり老年終末期看護をしたいと思っていました。助産師への方向転換のきっかけは、看護学校での母性実習での出産の場面でした。予定日近くの分娩と妊娠中期で胎児に異常ある方の分娩が同時進行していました。元気な赤ちゃんの泣き声と膿盆に入れられた小さな赤ちゃんの姿をみて、文字通り『生と死の隣りあわせ』に遭遇し、助産師になりました。
私が勤めている総合周産期医療センターでは、胎児に疾患がある妊婦さんがいます。助産師の対象は正常な妊産褥婦・新生児ですが、胎児に疾患が認められているからと言って、妊産婦のマタニティライフをより良いものとするための支援は助産師の大きな仕事です。妊婦の体と心の健康を守ることは、赤ちゃんを守り育てていくことにつながっています。
助産師は、妊婦、赤ちゃんの2つの命を守り、家族の誕生に立ち会え、その出発をサポートできる素晴らしい職業です。家族が始まる物語に助産師として立ち会いましょう!

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みづき助産院 助産師:渡邊幸千さん

渡邊幸千さん私が高校3年生のときに妹が生まれました。小さな命を慈しみ見守りながら育てている両親の姿を通して、改めて命の重みを感じると共に助産師の仕事に興味を持つようになりました。 大学の助産課程は実習や講義に追われる忙しい毎日ではありましたが、同じ想いを持った仲間たちとお互いに励まし合った日々や、実習で出会ったお母さん達からかけて頂いた言葉や笑顔は、卒業して10年以上たった今でも私を支えてくれています。 卒業後は総合病院での勤務を経て、現在は助産院に勤務しています。助産院では正常な妊娠経過と自然なお産と育児を見守るという非常にシンプルな、しかしとても奥深い助産師の真髄を試されるような場面が沢山あります。それでも、1人1人のお母さんの妊娠・出産・育児に伴走し続けることができる点にやりがいを感じています。 どんなに大変なお産であっても、無事に生まれた赤ちゃんを胸に抱くお母さんの笑顔は何にも勝る美しさです。新しい命を迎え、家族のスタートを切る瞬間を見守ることができる数少ない助産師という職業。共に歩んでみませんか?

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総合母子保健センター愛育病院 助産師:富澤あさみさん

富澤あさみ私は小学生の頃、産科で目にした母と子の和やかで幸せそうな雰囲気に憧れて助産師を目指しました。大学・専攻科へ進み、現在は総合周産期センターに勤務しています。 助産師というと、赤ちゃんを取り上げる姿が一番にイメージされると思います。もちろん、誕生の瞬間に携われることは助産師としてやりがいを感じる場面でもあり、出産を終えた母児からは何とも言えない力をもらうことができます。それが原動力でもあります。しかし、助産師の活躍の場はもっと幅広く求められていると感じます。私は現在、手術室で帝王切開のケアにあたっています。緊急の判断や対応を求められることもありますが、これも母児の安全を守るため重要な役割であると考え、日々努めています。その他にも、妊娠中の指導や母乳育児支援、早産児のケアなど助産師の活躍の場は本当に多様で、奥が深いものです。私自身も、目の前は課題ばかりの助産師4年目ですが、新しい家族のスタートを支援できることに喜びと責任を感じています。皆さんも「助産師になりたい」という今の気持ちを大切にして、今後助産師として活躍されることを願っています。

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荒川大桃エンゼルマザークリニック 助産師:渡部初子さん

渡部さん私は、看学ニ年では足らない、自宅で産まれその時の産婆さんの影響、地域で働きたい、の理由で進学し卒後は、東京で勤務後現在のクリニックの開設から働いています。平成15年より新潟大学、その後青陵大の助産実習を受け入れ学生からの学びも多く刺激をもらう日々です。施設という限られた中での助産師の仕事ではあるけれど、妊娠出産育児の時期を大切に時に寄り添いまた見守りいろんな人々との出会いに感謝しています。最近は、出産に立ち会い助産師を希望する中学生、産むことや命の尊さ、素晴らしさと両親への感謝の言葉を聞くとまた頑張ろう!そしてこの職業につき良かったと実感しています。目標を決めたらまずは学んでみましょう。その中で様々な気づきや物事の見方、考え方、感じ方が広がり学ぶ過程での出来事は自分を成長させてくれます。自分のおかれた場所でできることから始めればよいと思います。まだまだ私の学びも続いていますがやれば結果はでますので頑張って下さい。

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豊倉助産院 助産師:豊倉節子さん

豊倉さんいつの時代にも、母親の胸に抱かれて乳をのむ幼な子の姿は、見る人すべてに安らぎとしあわせを与えてくれます。そして誰もが誠実で健やかに成長してほしいと願うものです

私は助産師になって36年経ちます。10歳年下の弟が自宅で生まれた時の助産婦さんが素晴らしい方で憧れました。真っ白いエプロン姿で町中を自転車で走り回っている助産婦さんは町の人たちにもとても尊敬されておりました。誰もが名前を言わずに「産婆さん」と呼んでおりました。

命の誕生にむきあう時、どんなに疲れていても「おぎゃぁ〜」の高らかな声にエネルギーを頂き、次のステップへの力が湧いてくるのです。二つの命を見守りながらのお産は、言葉では言い表わせないほどの緊張した時間を乗り越えます。だからこそ喜びも大きいのだと思います。同時に、その命が幸せに育っていくよう見守るのも大切な仕事です。

幸せな子ども時代に続く思春期、結婚、妊娠、出産、子育てとすべてのライフステージにかかわるのも助産師の仕事です。そして女性を取り巻くすべての人々、夫や家族、職場、社会の環境、助産師との関わりがその後の人生に大きく影響するといっても過言ではありません。

納得する素敵なお産をすれば「次に産む時もぜひお願いします」と、出産したばかりの産婦さんから言われるときがあります。何十時間もの長い陣痛を乗り越えて、愛おしいわが子に対面したばかりの輝く顔から表現されるその言葉は、目には見えないけれど私の心の宝物です。

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大学院:川崎医療福祉大学大学院 岡本智佳子さん(22年度卒業・倉敷中央病院勤務)

私が助産師を目指すうえで、大学院進学を決めたのは自分の大学に併設しており、2年間助産の勉強できるのであれば大学院進学も悪くはないのではとこんな簡単な気持ちでした。2年間、助産学の勉強とともに2ヶ月間の臨床実習があります。それに加え自分で研究テーマを持ち、論文にまとめていくことは思っていた以上に大変でした。
現在、私は年間1500例ものお産がある総合病院で働いており、貴重な症例に関わる機会も多くあります。大学院で学んだ知識が、今現在、研究と臨床をリンクし、研究的視点を持って症例を考察することができるというのは私の助産師としての人生で強みになると感じます。また看護研究が現場でどのような意味を持つかということをこれから感じていけるのも大学院進学を卒業して臨床に出ることの魅力だと感じます。
人生の中の一大イベントであるお産を、素敵に演出できるのは助産師だからできることです。これから助産師を目指す皆さん、一緒に素敵なお産をサポートできるようにがんばりましょう。

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専攻科:神戸市看護大学助産学専攻科 脇田真紀さん(22年度卒業)

今、助産師として職に就けることに、大きな責任とともに大きな喜びを心に感じています。助産学専攻科での1年間は、とてもハードで、毎日学校に通い続け、夜遅くまで実習室に残り仲間と過ごした日々が目に浮かびます。時に自分を見失い逃げ出したくなるときもありましたが、苦しい時期を乗り越えられたのは、たくさんの妊産婦さんと赤ちゃんとの出会いがあったからです。この1年間、妊産婦さんと赤ちゃんのそばに継続的に寄り添うことで、女性が母となる力強さ、美しさ、輝き、そして、この世に生きようとする生命力、親と子の絆など、自分の五感を通してさまざまなエネルギーを感じさせていただきました。このエネルギーは、今の自分を活かすための原動力にもなっています。私は、助産学専攻科で学んだことは、知識や技術だけでなく、助産師としての心も育てていただいたと感じています。まだまだ未熟な私ですが、人の心に残る助産師を目指しこれからも頑張っていきたいと思います。これから助産師を目指す方へ、ともに頑張りましょう。

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大学:大阪大学医学部保健学科 生津みなみさん(22年度卒業)

学生時代、何度も言われていたこと、「いかに妊産婦さんとじっくり関わり、時間を持てるか。」ということを働き始めてから実感しています。実習では、学校で学んだことをベースに、一人の産婦に対してじっくりアセスメント・ケアを行っていくよう努めていたことを覚えています。今、助産師になり、学生時代の妊産婦さんとの関わりがいかに深いものであったか、そして、学生の介助を快く受け入れて下さった方々にどれほど感謝すべきか、本当に大切な時間であったことを改めて思います。

私が、実習中に大切にしていたこと、それは、自分の目標となるような、尊敬する先輩助産師をみつけることです。学んだばかりの少ない知識を引っ張り出し、慣れない環境の中、その日の実習をこなすのに精一杯でした。そんな中、「あの助産師さん素敵だな。」「私もあんな助産師になりたい!」と目標を持つことでモチベーションも上がりました。初心忘れるべからず。なぜ自分が助産師を目指したのか、一度振り返ってみるといいかも知れません。

同じ助産師として一緒に働けることを楽しみにしています。お互い頑張りましょう。

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専門学校:兵庫県立総合衛生学院助産学科 小林さん(22年度卒業)

小林さん助産師学校の受験は倍率が高くてハードルが高そう、これが私の第一印象です。私は看護大学を卒業の後、看護師としての臨床を経て助産師学校を受験しました。助産師になりたいと努力している人が受験するため、やはり看護の基礎知識は必須です。実際学校に入学して、同級生の知識の豊富さや努力、パワーに圧巻でした。その中で共に学べるという環境は、互いに切磋琢磨でき本当に充実し成長できたと感じます。

そして大変なのでは、と思われる学校生活では、過密な授業編成、試験、演習、実習で辛いこともあります。しかし同級生をはじめ、助産師の先輩である教員、実習指導者の方々の姿をみて、より助産師になりたいと思いました。また当学院では、性教育や子育て支援等についても学ぶことができ、分娩介助だけではなく女性に寄り添うという助産師の在り方を学ぶことが出来ます。それは助産師となった今でも私の基軸となっています。

そして助産師になって思うこと、本当に素敵な職業です。自分の知識や技術で妊産婦をはじめ女性や家族をサポートしていくことが出来ます。がんばってください。

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野の花助産所 助産師:高橋さん

高橋さん、石村さん夕方、陣痛が始まったとタクシーで助産所に着いたA子さん。玄関で私たちの顔を見るなり思わず「わー!痛いよ!」と。見ると一緒に付いてきた小さなお兄ちゃんとしっかり手を握り合っていました。パパは仕事中、やっぱり健診で言っていたとおり、「お兄ちゃんが頼りだね」になりました。その後はパパも駆けつけ、みんなが揃うのを待っていたかのように元気な女の子が生まれました。

助産所のお産は病院に比べると数はとっても少ないです。医師はもちろん居ません。緊急時の対応に遅れをとるなどデメリットはよく言われますが、その分一人のお産にじっくり付いて異常の芽を見逃さない努力をしつつ、医療機関とも連携しています。そしてメリットは、助産所の特徴でもあるお産の数が少ないことで出来る、一人一人に合った決め細かな助産技術の提供、お産して終わりでなく、その人が必要なだけ受けられるケアだと思っています。

A子さんとは長いお付き合いになるかも知れません。でもいつか助産所に来なくなり、久しぶりに大きくなった赤ちゃんの顔を見たのは年賀状だったという日が来ると思います。

助産師は命の誕生に立ち会える仕事です。そして命の重さや愛おしさを感じられる仕事だと思っています。それには大いなる責任を伴いますが、情熱をかたむけるやりがいもあります。

助産師に関心を持たれたあなた、この助産師のみちを一緒に歩いてみませんか。

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関西労災病院 助産師:陸上さん

陸上さんたち今、助産師を目指して頑張っている助産師学生さん、助産コースへの進学を考えている看護学生さん、「助産師ってどういう仕事なんだろう?」と興味を持ってくれている方、それぞれに思いがあり期待や夢を抱いていることと思います。

私の1年間の助産学生時代はとても有意義なものでした。性教育の授業の企画と実施から始まり、分娩介助技術の学習などを経て臨地実習に向かいました。1年間という短い期間でしたが、その時に学んだことは助産師人生8年目の今でも自分の基礎となっています。

現在、私が働いている施設では、院内助産システムを取り入れています。医師とも連携しながら、主役である妊産婦さんの健康診査や保健指導、分娩のお手伝いを助産師が中心となって行います。責任も大きいですが、産婦さんに「いいお産」をして頂けると大きなやりがいが感じられます。自然な形ではなく、何かしらの医療の手助けの下にお産をされる方もいます。困難を乗り越えた後に楽しそうに育児をしているママたちの姿を見ると、一層嬉しく思います。

みなさんは「いいお産」とはどんなお産だと思われますか?私は産婦さんの持つ自然の力で、自然の流れでお産されることも「いいお産」、何らかの障害や壁がありながらも、色んな人と力を合わせて乗り越えるお産も「いいお産」だと思います。

助産師は多くの方と出会い、様々な体験を共にし、感動や元気を頂ける素晴らしい仕事です。一緒に助産師人生を歩みましょう!

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