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助産師教育のコア内容とミニマム・リクワイアメンツ

*minimum requirement 項目 *以外は教育機関に自在性をもたせる項目

本協議会教育検討委員会(旧教育制度委員会)は8年の年月をかけて本課題に取り組んできました。

平成13・14年度(2001・2002年)の教育制度委員会での助産師教育のコア内容の検討に続いて、平成15年度からデルファイ法に準じた認識調査に取り組みました。平成17年度はその分析結果により助産師教育の目標を問うために、各教育機関の教育理念や目標のあり方を拘束するものではないものの、助産師の資格取得時のミニマム・リクワイアメンツ(minimum requirements)として、何をどこまで教育を行う必要があるのか、教育の質からミニマム・リクワイアメンツの設定の必要性を問い、委員会では、助産師教育のコア内容のコンセンサスを得ることを目標に、その作業を進めました。

しかし、このミニマム・リクワイアメンツの項目だけでは解釈上の違いや、到達レベルが捉えがたい点があることから活用しやすくするために、コア内容の中で設定したミニマム・リクワイアメンツ項目に限定して、例示を付け加える試みを行いました。

平成19・20年度の教育検討員会では2年間をかけて、ミニマム・リクワイアメンツの例示の活用性と有効性に対する臨床ヒアリング調査を教員・学生・臨床指導者の調査協力者に実施し、得られた貴重なご意見をもとに、具体的な到達内容モデルを文章化した例示として修正を加え、精選を図りました。これらの例示は、助産教育のすべてを網羅するものではありませんが、代表的な例示として捉えていただき、各教育機関におきまして、教育機関ごとに特色ある例示を作成して活用性を増してくださることを願います。

助産師教育修了時において、学生の能力を保証する責務は助産師教育機関にあると考えられます。教育機関の形態に拠らず、ミニマム・リクワイアメンツ修得の指針として、活用してください。

○2012年度に改訂版を作成しました。

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