
私の助産師の国家試験勉強は、特別なことはせず、看護師や保健師のときと同じように問題集や模擬試験を一通り解いていきました。その中で、間違えたところや自信のない問題についてはテキストや講義の資料を見直して基礎を理解し、繰り返し解いて確実にできるようにしていきました。国家試験では応用問題も出題されますが、まずは基礎・基本の理解から始めていくことが重要だと思います。また、友達と問題を出し合ったり、なかなか覚えられないものは語呂を一緒に作り覚えていくようにしました。友達や先生との情報交換は非常に大切です。私は助産研究をぎりぎりまでやっていたので国家試験の勉強をする時間が限られており、焦る気持ちでいっぱいでした。そんなときは同じ状況にいる友達に相談したり、ご飯を食べに行ったりして気分転換をしました。
国家試験本番では過去の問題では見たことのない新しい形式のものもあり、驚く場面もありましたが、そんなときは一度深呼吸して冷静になり、自分の知識を統合して考えていくようにしました。基本的な問題もたくさんあるので、着実に解いていくことが大事だと思います。午前中の試験で自信のないものがあり、落ち込んでいましたが、「必ずみんなで合格しよう!」と友達と励まし合い、気持ちを高めて午後の試験に臨みました。
助産師学生が人生最後の学生生活になる人も多いと思います。そして学生生活で最後の山場である国家試験は、1年間の集大成です。実習で、妊娠期からお産後まで継続して関わらせて頂いた方や、お産を介助させて頂いた方、拙い技術でも妊婦健診をさせて頂いた方を思い出し、そこでの学びや自分の助産師になりたいという夢をもって、勉強に取り組んでください。実習での学び、学校での学び、その一日一日が国家試験にも活かされます。また国家試験でしっかり知識を身につけておくと臨床に出てからも必ず活かせます。
国家試験は同じ問題はでません。しかし基本は一緒です。まずはじめは、用語の定義などから入るのではなく、過去問題をどんどんこなしてみてください。はじめに過去問題をすると、解けない問題ばかりで自信をなくします。そしてやってもやっても終わりそうにない問題集を見るとうんざりします。「みんなは解けてるんだろうな・・自分だけこんな解けないんじゃないか。」と思うことはあると思います。しかしそんな風に思っているのは自分だけではなく、みんなです。過去問題をしていると自分の弱点が見えます。間違えた箇所、分からない箇所を時間はかかってもコツコツ調べていくと、基本は自然と身につきます。このときに教科書だけでなく、用語の手引集や医師国家試験の産科分野の問題集などを使うと、意味から覚えることができます。すると面白いほどに問題が解ける時期が来ます。最後は過去問題をコピーして、時間を計って解いていってみてください。はじめは時間ぎりぎりだったりするかもしれません。けど、徐々に時間配分も身につきます。そして前日はゆっくり眠ることです。といっても緊張で簡単に眠れないと思います。「あれも出来なかった。」「あれって何だっけ?」など色んなことが頭をよぎります。けど「もう十分。頑張った!!」と自分を褒めて寝てください。
実習が冬まである学校がほとんどだと思います。実習が終わると肩の力も抜けて何もしたくなくなると思います。そんな時は1日、2日思いっきり遊んでください。そして短期集中でも良いので、最後のラストスパートで頑張ってください。同じ夢をもつ皆さんが、ステキな助産師になれるよう願っています。